2009年8月28日金曜日

いつも音楽と共に生きてきた(井上陽水)  2009.8.28


              青空ひとりきり   撮影:8月28日




昨晩まで四日連続でNHKが井上陽水を特集した。
ご覧になった読者も多いと思う。




歌のうまさ、声の高さ、作曲の力どれをとっても豊かな才能に恵まれた、
日本を代表するシンガー・ソングライターである。
時代的には吉田拓郎とほぼ重なるが、それぞれファン層は異なっていた。
拓郎が好きな人は陽水に関心が薄く、その逆も同様だった。
かつて友人のノムラ氏、オオキ氏に「拓郎も陽水も好きだよ」と言ったら
「それはおかしい」と厳しく糾弾されたことがある。
どんなに糾弾されようが、好みは好みなので仕方がない。
むしろ、陽水の素晴らしさに今もって気付かない二人を気の毒に思う。




陽水に目覚めたのは大学時代である。
拓郎に惹かれたのが高校時代だったから少し遅れる。
きっかけはアルバム「氷の世界」だ。
なかでも「帰れない二人」が好きだった。
この曲が陽水と忌野 清志郎の合作であることはNHKを観るまで知らなかった。



フォーライフレコードから出したアルバム「招待状のないショー」には名曲が
詰まっている。

「招待状のないショー」
「結詞」
「I氏の結婚」
「SUMMER」

「I氏の結婚」は、後のバラード路線につながるメロディラインを持つ。
当時、この曲を聴いて彼の作曲能力に脱帽した。
比較するものではないのだが、拓郎には絶対作れない曲だと思った。



陽水の転機は「いっそセレナーデ」にあったと思う。
フォークソングからバラードへの転向である。
この曲があったから、彼の音楽家人生は不動のものになったとみている。




その後では「新しいラプソディー」も好きだし、「夏の終りのハーモニー」も
名曲だ。
「少年時代」は後々まで、長く国民に歌い継がれていく曲であろう。


井上陽水は偉大である。
音楽って本当に素晴らしい。