2016年4月19日火曜日

「お坊さん便」に関して思う  2016.4.19

蒲田駅西口





気温が徐々に上がってきたので掛布団を薄いものに替えた。
風呂湯温度も41℃から40℃に下げた。
季節の変化に対して、少し遅れながら対応している。
あと3ヶ月もすれば毛布一枚で寝て、風呂もシャワーだけになるだろう。



かつて「お坊さん便」は大歓迎、というテーマで書いた。
amazon が明朗かつ安価な料金でお坊さんの派遣を取り次ぐサービスを行っている。
素晴らしいサービスだと思った。





今朝、朝刊経済欄の小さな記事に注目した。
「お坊さん便」継続意向 アマゾン、仏教会に回答 というタイトルの記事だ。

全日本仏教会が販売中止を求めていることに対してamazon が文書で回答した、と書いてある。
仏教会の反対意見をamazon のサイトに掲載するというのが回答だ。
中止要請に対する回答はなく、このサービスは継続する意向だ。
amazon も全面対決を避け、大人の対応を取ったことがわかる。
さすがは amazon だ。



仏教会はさらに amazon との直接話し合いを求めているらしい。
あくまで中止を求める姿勢だという。
価格の透明性に著しく欠け、しかも無税という既得権を守ろうとする姿は非常にわかりやすい。



タクシー業界を脅かすUberのような、業界を破壊しかねない新サービスは好ましくないが、「お坊さん便」のように従来の問題点を改善する動きは大歓迎である。
ただただ amazon に反対、では消費者は納得しない。
高すぎる戒名の値段など、価格の不透明さが改善されないと利用者には支持されないと思う。