2016年4月25日月曜日

災害報道のありかたについて  2016.4.25

新緑(近所)





北海道5区の補欠選挙は自民党・和田氏が勝利した。



政権は安堵しているはずである。
町村さんの選挙区だから負けるわけにはいかない事情がある。
また、民進党と共産党が選挙協力した初めてのケースであり、負けでもしたら先行きが危ぶまれる。
もし負けていたら野党連合は勢いづき、マスコミは騒がしくなっていただろう。



騒ぐのがマスコミの仕事、という側面はある。
事件、事故、騒動がないとネタにならない。
今回の熊本地震でも民放局の行き過ぎた報道が行われるのではないかと危惧したが、案の定、見たくないものを見せられた感がある。
倒壊した家屋を何軒も映したり、被災者へのインタビューにどんな意味があるというのか。
複数の局が大人数の撮影クルーを送り込むことに疑問を感じないのだろうか。



今後の教訓として災害時の報道ポリシーを作ってもらいたい。
報道倫理を再構築してほしいと切に願う。
社会が洗練されていくとはそういうことである。
「報道の自由」に節度をブレンドしていくべきである。