2016年9月20日火曜日

外国人から見た日本  2016.9.20

定山渓温泉





いつも通り5時過ぎにトイレで目が覚めた。


外では雨が降っていた。
昨晩から実によく雨が降る。
しゃわしゃわと音を立てて降る。
すっかり忘れていたが、群馬県にある首都圏の水がめは潤沢な水量を貯め込んだだろうと思う。
たまには話題として取り上げてほしいものだ。
無いときだけ騒ぐな、フォローしろよと言いたい。


昨晩から始まった Windows10の更新プログラムは大規模なものだった。
バージョン1607 と表示されていただろうか。
(1607という数字は記憶が怪しい。1503だったかもしれない。)
今朝、PCの電源を入れたら更新プログラムのインストールに30分ほどの時間を要した。
これほど待たせる更新はなかなかない。
あまりに待たせるから、しばらく目を通さなかった文藝春秋6月号を読んで待機していた。


文藝春秋6月号の特集は「強欲資本主義と決別せよ」である。
ホセ・ムヒカ氏へのインタビュー記事「日本人への警告」と、パナマ文書関連の記事が掲載されている。
パナマ文書に関しても、のど元過ぎれば・・・である。
さながら秋の海岸で、今や誰も見向きもしない。

ムヒカ氏を改めて読み返してみると、彼の日本観が興味深かったのでここに紹介する。


【バックグラウンド】

・ムヒカ氏はウルグアイ首都モンテビデオ郊外の農村で生まれた。
・そこには日本人移住者が花の栽培をする園芸農家を営んでいた。日本人の人数は50人程度。
・タカタさんという人が経営する園芸農家で働くウルグアイ人を通じて、ムヒカ氏は園芸技術を学んだ。
・子供のころから日本語を耳にする環境にいた。
・その後、読書を通じて日本の歴史を勉強した。
・鎖国していた江戸幕府を米国のペリーが開国させたことを知った。日本は西洋の影響を受け、一気に西洋化が進んだことも知った。


【ムヒカ氏の日本観】

・(明治維新に際して)幕府の将軍や藩主たちが、西洋諸国と戦っても意味がない、開国したほうがいいという決定をした。非常に賢い選択だった。これこそが政治家の決断だ。

・開国から半世紀の間に日本は近代化を成し遂げた。その変遷が大変興味深く、当時の政治家の意思決定は感心に値する。

・日本人は非常に勤勉でよく働く。

・(来日して、記者会見に集まる日本人記者たちを見て。道行く人、警官の態度、ドライバーの運転の仕方を見て)規律を大切にする国民である、と感じた。ごみを捨てる人もいない。

・日本社会は成熟しているし、社会で決めた規則はみんなが守る。



外国人の持つ日本観を聞かされて、己(おの)が姿を再認識する。
歴史を学ぶことの大切さも思う。
日本国民の長所を失わないようにしたいと改めて思う。