2016年9月28日水曜日

米国大統領選挙テレビ討論会  2016.9.28

定山渓温泉





米国大統領選挙のテレビ討論会(DEBATE2016)初回が行われた。
私の頭のなかに残ったのはクリントン氏の真っ赤な衣装だ。
陣営の入念な作戦を象徴するものとして印象深かった。
クリントン氏は直観的に好きではないが、この服装は悪くない。


テレビ、新聞ではクリントン氏が優勢だった、と報道されている。
CNNの視聴者調査の結果だ。
ほかに情報がないと「そうだったのか」と思うのが普通だろう。
今朝、「虎ノ門ニュース」でケント・ギルバート氏が彼の見立てを披露していた。
情報のない私にとっては貴重な追加情報だった。
彼が全米国民の意見を集約しているわけではないが、別の視点を提供してくれていることは確かだ。


・日本のメディアはCNNの報道をそのまま流している。CNNは左(民主党)寄りの報道機関であり、視聴者も左の人が多い。したがってCNNの視聴者調査は当然、クリントン氏優勢となる。

・他のネットメディア調査ではCNN調査とは異なる結果が流れている。日本のメディアはチェックしたうえで報道したほうがよい。

・政治経験、テレビ討論会が初めてのトランプ氏は、初めてにしては良くやった印象がある、とケント氏。政治経験30年のクリントン氏はあれくらいやれて当然である。

・マスコミ、専門家の見方と一般国民の見方は違う。今後の支持率の変化を注目している。

・司会者の進め方はおかしい。トランプ氏に対して反論していた。クリントン氏が反論するならわかるが、彼が反論してはいけない。

視聴者の多くはトランプ氏が「大統領にしても大丈夫な人格かどうか」をテレビ討論で確認したいと思っている。

・トランプ氏がビル・クリントン氏の不倫に言及しなかったのはプラス。娘(チェルシー)も来ているなかで、話題に出さない配慮ができることを示した。



討論会は10月9日、19日にも行われる。
投票日(11月8日)ももうすぐだ。
今後の推移から目が離せない。