2022年11月13日日曜日

アリには脳がない   2022.11.13

無人野菜販売所(横浜市緑区)  11月11日





いつもの店番ネコは今日は休み。
大根やらキャベツやら、いろいろ並んでいる。
けっこう売れているみたいだ。


さて、アリの話。
アリ、ハチは社会性昆虫である。
社会の構成員が何万、何百万の規模になったとき、それをどのように動かしていくかの知恵が遺伝的に組み込まれている。


アリの一匹一匹を見ると列を乱すことなく動いている。
アリがそうした動きをできるのは、遺伝的に決まったいくつかのアルゴリズムが組み込まれているためだ。
アリの頭には脳がなく、物事を考えて動いているわけではない。


脳の代わりにあるのがキノコ型の神経。
この神経がどう反応するかでアリ一匹一匹の動きが決まる。
不思議だ。


人間には大きな社会をどう動かすかの知恵が昔から備わっていたわけではない。
民主主義社会、権威主義社会が試行錯誤を繰り返して、失敗を重ねながら学んでいる。
学んで改善していくしか人間には方法がないのだ。