2016年6月19日日曜日

地震予知  2016.6.19

堂ヶ島





今日は夏至。



今日をピークに昼が短くなっていく。
それは来たるべき冬へのスタートでもある。
とはいえ、季節は夏が始まったばかりだ。
昨日は各地で真夏日を記録した。
アイスクリームが相当売れたと思う。



先日、函館で震度6弱の地震が発生した。
不思議だったのは震度6弱の揺れが極めて狭い地域にだけ起こったことである。
周辺地域は震度2または1だった。
熊本地震ほど大規模な揺れではなく被害も局地的なもので済んでいる。



東日本大震災を事前に警戒する情報は皆無だったが、あれほどの惨事になった。
それ以前から「南海トラフに備えよ」との報道はあったが、それより先に東北が大揺れしてしまった。
熊本地震もノーマークだった。
もちろん函館も。



結局のところ、地震予知はできていない。
地震予知は学問として成立していない。
できているのは発生した地震に対して、どこそこの断層が動いたという事後解説だけである。
それなりの予算が付いているにもかかわらず。



そんな状態だから、私は南海トラフ、首都圏直下型などに言及する地震学者の弁は信頼していない。
地球内部の動きは研究対象としてそもそも無理があるのかもしれない。
地震学者は南海トラフに気を付けよ、などと不安だけ煽る情報発信はやめて「予知できません」と白旗を上げたほうがよいのではないか。
予算を切られてしまうから、そうはしないだろうが。



でも、Google なら地震予知ができるかもしれない。
正確な地震予知が可能になれば大きなビジネスになるし、人類への貢献も大きい。
そんなことも考えたりする。