2016年6月8日水曜日

われ、青竹踏みを愛す  2016.6.8

プラスチック製の足踏み






足の裏(土踏まず)を刺激することは健康に良いとされている。
本当なのか迷信なのかはわからない。
どちらにせよ、そうすることで心地よいのだからそれで充分だと思う。



だから、ほぼ毎日数分間この器具で足を踏み踏みしている。
パソコン操作に飽きたら踏む。
読書を一時間続けたら踏む。
ウォーキングから帰ったら踏む。
風呂上がりに踏む。



青竹踏みにはいつも思い出す記憶がある。
札幌の新入社員時代、独身寮の部屋に本当の青竹踏みを置いていた。
ある日、スキー旅行で来札した鈴木哲司氏(故人)たちが独身寮にもやってきた。
そこで鈴木氏が青竹を見つけて、踏み踏みしだしたのである。



「気持ちいいんだよね、これが」。
あの時の彼の言葉を忘れることができない。
そのうち、本物の青竹に替えようと思う。
プラスチックでもことは足りるが、デザインはいま一(いち)、いま三(さん)であるから。
天国の鈴木氏もきっと賛成してくれるだろう。