2017年2月8日水曜日

天下りについて  2017.2.8

生田緑地




明日は全国的に雪や雨になる予報だ。
関東でも降雪の可能性がある。
子どもの頃、東京では2月によく雪が降った記憶がある。
だから2月の降雪には驚かない。


文科省の天下りが問題となり、国会でも参考人招致が行われた。
役所と大学の間で口裏合わせが行われたことも判明し、いかにも叩かれやすい構図である。
また、大学に天下った元役人が週一回勤務で年収一千万円をもらうという話は、世間感覚からのかい離が大きく、誰が聞いても腹が立つ。
この際、徹底的に膿を出すように願いたい。


いっぽうで私が思うのは、この手の話は今に始まったことではとうていなく、過去から現在に至るまで長く慣例化されてきたことであろうということだ。
今、追及されている人たちはきっと内心で「昔からやってきたことなのに、何故、私たちだけが糾弾されるのか。運が悪かった。」と嘆いているだろう。


願わくば過去に遡って、おいしい思いをした元役人も追及してほしいものだ。
不正会計で揺らいでいる名門・東芝も過去の3トップまで責任追及の手が伸びている。
現在の役人だけ追及されるのでは不公平だ。
当時は問題にならずに”逃げきった”人たちにも、相応のペナルティが課せられることを望んでいる。