2016年1月16日土曜日

FCV(燃料電池自動車)   2016.1.16


六本木の空




徐々に夜明けが早くなり、日の入りも遅くなってきたことを朝晩に実感する。
毎日少しづつ春へと動いている。
私は冬の澄んだ青空が好きなので、いつまでも冬のままでいてほしいと願うほうだ。
だから日の入りが遅くなっていくことに寂しさを感じる今日この頃である。



今朝の朝刊を眺めて注目した記事は二つあった。

1.スキーバス事故(軽井沢)

2.ホンダとGM(ゼネラルモーターズ)が共同で燃料電池自動車用の電池工場設立検討を開始



スキーバス事故については多くの犠牲者が出たため、無責任な立場からのコメントは控えたい。
今後、再発防止に向けた官民の真摯な対応が行われることを願いたい。



ホンダとGMの計画から、クルマは今なおイノベーションが続いていることを知った。
技術的に天井を打った「枯れた商品」ではないのだ。
燃料電池車をFCVと略すが、あちこち探してようやく fuel cell vehicle が本来の英語だとわかった。
FCV は水素と酸素の化学反応で電気を起こし、その電気でモーターを回す仕組みとのこと。
トヨタがいち早く MIRAI で商品化した。
ホンダも時間の問題でFCVを発売するだろう。
電池工場は2025年をターゲットに準備を進めていくという。



ガソリンと電気のハイブリッド車はトヨタが努力を傾けてモノにした。
私も次の買い替えはプリウスにしようと考えている。
メーカーはハイブリッドの次を見据えて着々とFCV開発に手を打っている。



単なる価格競争ではないイノベーションが、次の時代をけん引する商品を生み出す。
こうした企業努力はとても素晴らしいと思う。