2017年7月26日水曜日

国会の閉会中審査   2017.7.26

渋谷駅周辺(7月16日)




今日の首都圏は午前中、雨模様が続き、夜に向かうにつれて持ち直す。
気温はそれほど高くはならないが湿度が高い。
湿度が高いと体温の発散が進まないので、熱中症に注意したほうがいいとのことだ。


国会で「閉会中審査」が行われた。
私は「閉会中審査」という言葉を最近知ったばかりだ。
衆議院のホームページには以下の記述がある。

国会は、会期が終了すると閉会になりますが、各議院の常任委員会と特別委員会は、その議院の議決があれば閉会中でも審査を行うことができます。この議決によって、各議院の委員会は、閉会中も会議を開いたり、委員を各地に派遣したりして、審査または調査を行っています。

国会の残業みたいなものだろう。 


テーマは言わずと知れた「加計学園」と「防衛省日報」である。
審査の実態は”野党の政権攻撃の場”ということである。
これも言わずと知れたことだ。
テレビ中継がライブで行われていたので、私もところどころを観た。


二日間の審査を終えての感想だが、安倍政権、野党ともに一定の成果があったと思う。
政権側の成果は、審査を終えたという実績を得たことと、安倍総理の関与を示す答弁が皆無だったこと。
疑うのは勝手だが、何も証拠は出なかった。
野党側の成果は安倍総理がしどろもどろになるところをテレビ中継させたこと。


もともと野党は獣医学部認可の正当性などどうでもよかった。
支持率を下げる”政権側のテレビ映り”をプロデュースできればよいのである。
それがミエミエだから国民の支持も集まらないのだが、やることが他にないので進むしかない。


不毛なやりとりはこれで終わった。
そろそろ国益に資する活動に切り替えてほしい。
その前に内閣改造においては、新たな閣僚の身体検査を充分に行ってほしい。
マスコミがはしゃぐ、つまらぬスキャンダル騒動が持ち上がらないように願うばかりだ。