2017年7月4日火曜日

好景気の証  2017.7.4

中央区京橋




台風3号が接近している。
首都圏は明日、強い風雨に注意が必要だ。
台風が来るということは、すでに夏である証拠だ。


上半期(1-6月)の乗用車販売台数が、2014年をしのいだことが報道された。
2014年は消費税増税前の駆け込み需要で、販売台数が17万台強と膨らんだ年だ。(今年は18万台強)
このことを知り、改めて今の日本は好景気なのだなと確信した。
あの時の駆け込み需要の強さを知っているからである。


日本のGDPは約6割が個人消費で占められている。
だから個人消費の動向がいつも注目される。
個人消費を押し上げるカギは住宅とクルマである。
他の商品と較べて圧倒的に金額が大きいからである。
米国をはじめとした先進国の経済はどこも同じで、景気の良し悪しは住宅とクルマの売れ行き次第だ。


クルマが売れている要因は、技術革新が行われているからだと思う。
とくに日産が牽引している。
セレナの自動運転、ノートの e-Power で他メーカーにも刺激を与えている。


今までにないクルマなら「買い替えるか」という気にもなる。
ずっと変わり映えがしないなら、今のクルマは故障しないからその気にならない。
イノベーションが大切、というのは本当だ。