2017年6月12日月曜日

今週は日米とも金融政策ウィーク  2017.6.12

横浜アリーナ



今日の首都圏は終日曇り、最高気温は23℃と過ごしやすい。


昨日は夕方に短い時間、雨が降った。
今日も夕方から夜にかけて雨が降る可能性がある。
ちなみに夜の降水確率は30%である。
やはり梅雨なのである。


今週は日米とも金融政策ウィークだ。
米国でFOMC(The Federal Open Market Committee :連邦公開市場委員会)、日本で日銀金融政策決定会合が行われる。
FOMC では利上げが確実視されており、ドル高円安の流れが起きるだろう。
円安は東証株価を上昇へと導くファクターだ。


米国は金融正常化へ着々と歩みを進めていると思う。
リーマンショックが招いた大不況を克服するため、米国は政策金利をガクンと下げて金が世の中にまわるようにしてきた。
経済が立ち直ったので、次の不況期が来た時に金利を下げて対処できるように、かつての水準に金利を戻す動きを少しづつ行っているのだ。


米国の中央銀行にあたる FRB(Federal Reserve Board:連邦準備制度理事会)が、国債や株など金融資産をかなり買い上げてきた。
この資産も徐々に手放していくことが決まっている。


日本も経済がリーマンショック前の水準にほぼ回復した。
今はまだ話題になっていないが、時期が来ればマイナス金利をやめたり、米国に倣って金利を少しづつ上げていくことになろう。
どっさり買い上げた国債も放していくことになる。
銀行金利がせめて2%の時代が早く来てほしい。
私たちが生きている間に実現するのだろうか。