2017年6月6日火曜日

国防意識の高まり  2017.6.6

洗足池駅



早ければ今週にも首都圏は梅雨入りする。


毎年、梅雨と言っても思ったほど雨が降らないのが常だが、今年はどうだろうか。
真夏に水不足を招くので空梅雨(からつゆ)は困る。
ほどほどに降ってくれないとお米も育たない。


世の中は刻々変化する。
小さな変化であっても積み重なれば、あとになって大きく変わったなと思うものである。
最近、わが国の国防環境が変化を始めている。
後年、あの時代を境に国防強化へ舵を切ったと振り返ることになろう。


昨年の安保法制制定は、長年もやもやしていた集団自衛権の解釈を明確にした。
いざという事態が発生したら、迷いなく日米が協力して事に当たれる体制が整った。
そして今年は北朝鮮リスクにさらされ続けたので、国防力強化を望む世論が高まっている。


専守防衛という大方針を守りながら、わが国の脅威となる国に対する備えを固めていくことは国家として当然である。
憲法9条があるからわが国は他国から侵略されない、というのは甘い幻想・平和ボケだ。
米軍頼みだけではなく、自力でも国防力を強化していくことは日米に共通する喫緊の課題である。