2015年11月11日水曜日

素晴らしき東レの技術  2015.11.11

渋谷




緩やかな回復を続けている日本経済。(日銀見解:10月30日)
一昨日、グッドニュースが発表されテレビの前で思わず「おぉ!よくやった」と言ってしまった。
東レとボーイング社の包括的長期供給契約である。



東レが炭素繊維を航空機メーカーに供給していることはよく知られていることである。
航空機の部材として利用され、機体の軽量化に貢献している。



以下は東レのプレスリリースである。

このたび、ボーイング社との間で既存の「787」プログラムに加え、新型機「777X」プログラム向けに炭素繊維トレカ®プリプレグを供給する包括的長期供給契約を正式に締結。
2005年11月に締結した包括供給契約を本年からさらに10年以上延長するもので、今後の「787」、「777X」両プログラム向けの契約期間における東レグループの供給総額は、1.3兆円(110億ドル)を超える見込み。                以上、プレスリリース



航空機は技術の粋を集めた製造物だ。
その航空機の部材に使われるくらいだから、東レ製品は信頼性を高く評価されているのだろう。
素晴らしいことである。



身近なものでは、ユニクロのヒートテックも東レが素材を提供している。
日本には東レのように、きら星のごとく優れた技術で世の中に
貢献している企業がある。
そのことを私たちはもっと誇ってよいと思う。



【参考】

東レ 4-9月決算

売上高  1兆286億円
営業利益    751億円
純利益     494億円