2015年11月17日火曜日

G20 Summit 2015.11.17

歩道の落ち葉(川崎市麻生区)




テロの発生とG20サミット開催時期が重なったのは不幸中の幸いとみなしたい。
各国首脳がすばやく情報交換できたことは、今後のテロ対策に大きなプラスになる。
テロ対策は情報戦でもあるからだ。


G20サミットが初めて開催されたのは2008年、リーマンショック後のことだから歴史はまだ新しい。
そもそも経済を話しあう会議だが、各国首脳が集まれば眼前の課題も話し合うのは当然の成り行きである。
世界をリードする20ヵ国首脳が集まる枠組みがあることは心強い。
国連も必要だがグローバルな課題解決に実質寄与するのはG20だと思う。



先日、統計データを見ていて認識を改めたことがある。
世界のGDP構成に関するデータだ。
それによると世界のGDPはこんな構成になっている。


米国、中国の合計   1/3 
3位以下9ヵ国の合計   1/3
その他の国合計         1/3


日本は3位。以下、ドイツ、イギリス、フランス、ブラジル、インド、イタリア、ロシア、カナダと続く。
ちなみに隣国・韓国はカナダに続く12位に位置している。
中国のGDPは今や日本の2.3倍にまで拡大した。



日本は第二グループのトップとしてGDP600兆円をめざす。
世界に貢献する国であり続けるためにも、確実な経済成長の歩みを続けなければならない。
GDP600兆なんて無理に決まってるじゃん、なんて言ってはいられないのである。