2015年11月16日月曜日

野党連合について   2015.11.16

横浜市青葉区





共産党の志位委員長が「国民連合政府」構想を提唱している。
安保法制反対の一点で野党が結集し、来年の参院選に臨もうというものだ。
そのためには日米安保、自衛隊に反対してきた主張を「凍結」するとまで言っている。



32の一人区に統一候補を立てて共倒れを防ぐ。
前回の参院選で32のうち自民党が26を確保したが、14を当選させることができれば単純計算では自公の過半数を阻止できる。


社民、生活が賛同したが、民主は決断ができていない。
それどころか前原氏、細野氏が維新・江田氏と組み、新たな野党連合を探る動きが起きている。
野党がまとまるのは簡単ではない。



私は国民連合政府に反対だ。
安保法制に反対していないことがひとつ。
さらに、野党連合に国政運営を託す気になれないことがある。
もっと重要なこととして政策の継続性を損なうことを避けるべきだと確信しているからだ。



政策の継続性とは積み上げてきた政策を継続していくこと。
仮に政権交代したとすると一億総活躍、新三本の矢も終わる。
せっかく政府、官庁がベクトルを合わせて取り組みだしたことが無駄になる。
対外的な信用でもプラスには働かない。



携帯電話会社を代えるように政権をコロコロ代えるべきではない。
政策の継続性は非常に大切だと思っている。
与党がよほどダメな場合を除いて政権交代はマイナスだ。