2016年12月1日木曜日

いつも音楽と共に生きてきた(12月の雨:荒井由実)  2016.12.1

多摩川




いきなり12月初日に雨の朝を迎えた。
それもけっこう強い雨だ。


今月のどこかで「12月の雨」について書くのだろうな、
でも毎年同じだとワンパターンで嫌だな、やめとくか、などとぼんやり考えていた。
そんなところに、いきなり初日から雨だ。
これは天が書きなさいと命じているのだ。
私のワンパターンは今に始まったことではない。
幼少の頃から今に至り、おそらく死ぬまでワンパターンなのだろう。


何度も繰り返し書いているが、荒井由実の「12月の雨」は雰囲気のある名曲だ。


もうすぐクリスマス 
思い出の日には 
また逢おうと言った 
もう逢えないくせに


こんな女心(おんなごころ)を歌で謳うところはユーミンならではである。
彼女が今も昔も女性に圧倒的な支持を受ける理由はここにある。
男性作詞家には書けない。


曇ったガラス窓を手のひらでこすると、ぼんやりと冬景色が見えてくる・・・。
こんな経験は誰しもそれぞれ記憶の中にあるはず。
それは過ぎ去った幼い日の思い出である。
この歌を聴くとやさしかった母を思い出す。
私の本質はワンパターンとマザコンなのかもしれない。



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