2016年12月2日金曜日

カジノ法案について  2016.12.2

キヤノン本社(大田区下丸子)




今日から土日にかけて首都圏は好天の予報だ。
今朝は柔らかい冬の日差しがさしている。
穏やかな冬の朝である。


自民党が国会に提出しているカジノ法案について、賛成・反対の両意見が出されている。
自民・維新が賛成派、民進・共産が反対、公明はその中間という勢力図だ。
カジノは外人観光客、国内富裕層向けのビジネスとして以前から何度も導入を検討されてきた案件で、浮かんでは消え消えては再び現れることを繰り返してきた。


賛成意見、反対意見どちらにも理があり、いくら時間をかけて議論しようとも永遠にすれ違いだと思われる。
ならば試行してみたらどうか、というのが私の結論である。
そろそろ前へ進めてみてはどうか。
反対派が指摘するような弊害が目立つようであれば撤退したらよい。


パチンコ、競馬・競輪、宝くじが存在する以上、カジノが絶対ダメだという話は筋が通らない。
依存症のリスクも確かにあるだろうし、完全には論破できない。
酒、たばこがあるからカジノだってOK、と言い切るのも無理筋に思う。


だからやってみたらよい。
このまま議論を続けたところで堂々巡りは必至だ。
前に進めてみないとわからないことはたくさんあるのだ。
すべてを見通せるほど人間は賢くはない。