2016年12月15日木曜日

米国政策金利引き上げについて  2016.12.15

京急・横須賀中央駅前





昨夜の月をご覧になった人はいるだろうか。


夜空にくっきりと、丸く大きな月が輝いていた。
なんとも神秘的で美しい月だった。
科学的な解説などない大昔の人々は、月を見て思うことが現代人とはかけ離れていたはずだ。
月に向かって祈る気持ちがよくわかる夜だった。


先日、横須賀で用事があった。
写真は夕方、駅前の横断橋から撮影したものである。
ひじを欄干に固定して撮ったので、手ブレのない写真が撮れた。
身体を柱などに固定するだけで手ブレがかなり防げる。
立位姿勢では身体は常にバランスを保とうと微妙に揺れている。
皆さんも機会があれば試してみてほしい。


米国FOMC(連邦公開市場委員会)が政策金利を0.25%上げる決定を行った。
エコノミストの予想通りである。
米国の金利が上がる → 世界から米国に資金が集まる → ドル高 → 円安 → 日本企業に追い風 → 日本株上昇 という因果関係である。
さらなる株高につながるか注目したい。


政策金利を引き上げているということは、米国経済が好調である証だ。
2008年の金融危機(リーマンショック)後、世界の先進国は政策金利を下げて景気回復に努めた。
お金を借りやすい環境を作った。
今や米国は金利を上げられるほど、金融危機から立ち直ったと考えてよい。

トランプ次期大統領の経済政策(減税、インフラ投資)がツボにはまれば、米国の景気はさらに良くなるだろう。
トランプ氏は IT 大手のトップと次々に面談を行っている。
雇用を促すよう要請している模様だ。
米国の好景気は我が国にも波及する。
悪くない知らせだと思う。


さて、今日はプーチン大統領が来日する。
いかなる成果がもたらされるか、あるいは懸念されているようにスカなのか。
私は静かに期待している。