2017年3月10日金曜日

インフラ投資  2017.3.10

多摩川土手(大田区田園調布)



朝からスカッと晴れて気持ちが良い。
谷岡ヤスジの漫画なら「ハルー!」と描かれたことだろう。
彼は型破りの優れた漫画家だった。


昨日の投稿におじま氏がコメントを付けてくれた。
おじま氏は南相馬在住の古き友人である。
くしくも明日は東日本大震災から6年目を迎える。
氏は福島第一原発の放射能漏れで避難を余儀なくされ、とても大変な目に遭ったことを私は知っている。
元気そうで何よりである。


トランプ大統領はインフラ投資を重視する。
コメンテイター・ウラシマ氏も定年退職を前に、生活の基盤である住まいに投資したと聞く。
誠に賢明な選択だと思う。
わが国も東京オリンピックまでは新規投資、その後はインフラ投資を重点に置くべきだろう。


国が豊かになる過程では新規投資案件にこと欠かない。
豊かさのカーブは高度経済成長時は大きな右肩上がりだが、行きつくところまで来るとフラットに近づく。
豊かになったら、次の課題は築き上げた豊かさの維持である。
それがインフラ投資である。


日本の今後の経済成長を語るときに、新たな成長のタネが見当たらないという議論になる。
AI、ロボットも悪くないが、「豊かさの維持」に目を向けてはどうか。
災害で被災された方々は、豊かさの維持がどれほど大切かを最も理解しているのではないかと思う。