2017年3月7日火曜日

攻める日産  2017.3.7

生田緑地



日本列島を強い寒気が覆い、今日は全国的に寒い一日となる。
冬のコートの出番だ。
この寒さもまた、春の一部である。


世の中の景気は良いのか悪いのか。
業界によってまだらなのはいつものことである。
自動車業界に限ってはかなり景気が良い。
2月新車販売台数が前年同月比7.4%を記録したのだ。
昨年がそんなに悪かった記憶はないので、7.4%という数字は大したものだ。
しかも、4ヶ月連続のプラス成長である。


とくに好調なのが日産。
軽自動車を除くランキングは以下の通りである。

1.プリウス(トヨタ)  -16.1%
2.ノート(日産)       51.6%
3.C-HR(トヨタ)     -
4.アクア(トヨタ)   -18.8%
5.セレナ(日産)       67.2%


長いこと、国内の普通自動車販売はプリウス、アクアが引っ張ってきた。
街を走るとそこかしこに両車をみかける。
低燃費のハイブリッドをしっかり普及させたトヨタは素晴らしい。
ここへきて、さすがに成長が止まった。


日産は昨夏、セレナに自動運転支援機能をオプション搭載した。
ミニバン市場に新たな武器で勝負に出たのだ。
さらに12月、ノート e-POWER を出してこの成績である。
大手企業は主力商品がたくさん売れるとガツンと儲かる構造になっている。
日産の社員は4月の賃上げと夏のボーナスが楽しみであろう。


私は昨夏の新型セレナ発売時期に日産株を購入しなかったことを悔いている。
たどり着いたらなんとやら。
そんなことの繰り返しである。