2017年3月28日火曜日

認知症予防  2017.3.28

神宮外苑



認知症予防財団という組織がある。
公益財団法人である。
ホームページを見ると、毎日新聞が創刊120周年の記念事業として1990年に設立した、とある。
理事長も毎日新聞社社長が兼ねていることから、毎日新聞社の一組織のようなものだと思う。


この財団が「認知症予防の10カ条」(←クリック!)を公表している。
それぞれ実行効果がありそうだが、最初の項目だけは賛成しかねる。
塩分と動物性脂肪を控えよ、とあるが私は動物性脂肪は控えることなく摂取すべきだと思っている。
むしろ控えるべきは植物性脂肪ではないだろうか。


私が敬愛する武田邦彦先生は著書「エコと健康の情報は間違いがいっぱい」で以下のように書いている。

サラダ油が人体に及ぼす悪影響について

最初に挙げたいのは、空気に触れると酸化が進んでしまうことで生じる健康被害です。

サラダ油は酸化すると、過酸化油質と呼ばれる、体にとって有害な物質が形成されていきます。
これが血管内に溜まっていくと、心筋梗塞や動脈硬化の原因になったり、皮膚の細胞を傷つけてしまった結果、しわや肌のシミの原因となってしまうのです。
そのうえサラダ油は過熱していくと酸化する速度が増していき、有害物質を放出させていきます。
とくにリノール酸が多く含まれているオメガ6系と呼ばれる食用油は、加熱すると脳を委縮させるヒドロキシネナールという有害物質に変化してしまうのです。
オメガ6系に属する油は、コーン油、大豆油、紅花油、ひまわり油などが挙げられます。
このほかにもガンになりやすくなったり、アレルギー体質を引き起こす原因にもなってしまうのが、この油の特徴なのです。


私は武田先生が主張することを信用できると考え、この論を受け入れている。
以前は毎朝のベーコンエッグにサラダ油を使用していたが、今はきっぱりとやめている。
マーガリンも一切やめた。
トランス脂肪酸に怪しさがありそうだから。