2017年3月29日水曜日

カリタス女子短大の閉学  2017.3.29

レタスと春雨のスープ



私の住む街のカリタス女子短大がこの春で閉学することを最近知った。


開学は1966年で、当初はキャンパスが川崎市多摩区中野島にあった。
その後、1981年に今の場所に移転し今日に至っている。
閉学を前提に2015年度から学生募集を停止していたとのことである。
まったく知らなかった。


かつて女子短大は就職が有利なことで知られていた。
それは女性がいわゆる”腰掛け”、つまり企業に就職しても結婚を機に退社するのが当たり前の時代の話だ。
今は女性も高学歴化し短大の存在意義は薄れた。
少子化が進んでいることも拍車をかけた。


短大の閉学は世の中が大きく変化したことの象徴である。
役割を終えた、ということなのだろう。
カチリと時を刻み、時代は進む。