2017年3月12日日曜日

いつも音楽と共に生きてきた(The Beatles:Paperback Writer)   2017.3.12

生田緑地



昨晩から今朝にかけてかなり寒い。
暖かくなったと思っているせいか、この寒さがけっこうこたえる。
いつも春はそうだ。


金曜日深夜(正確には土曜日未明)に放送される「タモリ倶楽部」。
私の好きな番組のひとつで、毎回録画しておいて後日見る。
昨日の番組の中で「Paperback Writer」がBGMとして流れていた。


「Paperback Writer」 は1966年6月のリリースだから、私が小学校5年生の時である。
ビートが効いた、個性の強い曲である。
リードギターとベースギターがうなっている。


初期のビートルズは「I Want To Hold Your Hand」、「She Loves You」などなど、恋愛曲のオンパレードだった。
バンドのターゲットが若い女性だったからだ。
ところが「Paperback Writer」は小説作家(paperback writer)を歌った曲である。
このあたりからビートルズの曲風が変化を始めたといってよい。
後のアルバム「リボルバー」、「サージェント...」に続く”凝り凝り”路線である。
ターゲットも広くとった。


日本公演が行われたのは1966年6月末。
この曲も演奏曲にも選ばれている。
レコードで聴くとカッコよいのだが、ライブではコーラスがとても下手だった。
「本当の演奏はあまりうまくない・・・」
ビートルズに夢中だった私はそのことに軽いショックを受けたものである。



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