2016年10月9日日曜日

いつも音楽と共に生きてきた(アール・クルー:Dance With Me)  2016.10.9

GINZA PLACE




外がどんどん暗くなって雨が降り始めた。


勢いよく秋の雨が降っている。
音を立てて雨が降る。
この雨が大地を冷やし、秋を深めていく。


アール・クルー(Earl Klugh)は社会人一年生に赴任した札幌の独身寮でよく聴いていた、思い出深いギタリストである。
休日になると独身寮にいてもヒマなので、バスに乗って街へ出かけることが多かった。
札幌の中心街へ向かう途中に月寒中央というバス停がある。
バス停を降りてすぐのレコード屋さんにはよく通ったものだ。


店員さんにビートルズ、イーグルスなど私の嗜好を伝えて、お薦めのアルバムはないかと尋ね、教えてくれたのがアール・クルーだった。
寮に帰ってレコード針を下すと、とても美しいギターの調べがスピーカーから流れてきた。
いっぺんで気に入った。


Dance With Me は現在、もっとも好きな曲である。
この曲はアール・クルーに限らず、多くのアーチストが好んで演奏する名曲である。
雨が降る今日のような日には、もってこいの選曲だと思う。



Earl Klugh - Dance With Me (← クリック!)