2017年1月18日水曜日

欧州の分断  2017.1.18

 富士山を望む(大田区池上)





冬のよく晴れた日は首都圏から富士山を望むことができる。


私の住む横浜市青葉区でも、高台からなら美しい姿を拝むことができる。
先日、池上本門寺に出かけた際も境内の展望台からはっきりと見えた。(写真)
いつもいつも見られるものではないので、とても得した気分になる。
遠く福島県からも条件が整うと見通せるとは知らなかった。


英国・メイ首相がEU離脱方針を発表した。
「一部加盟とか準加盟国とか中途半端な状態になることはしない」ときっぱり宣言した。
移民流入を制限すること、EU単一市場から離脱すること、EUから司法独立することが着地目標だ。
「英国のいいとこ取りは許さない」と態度を硬化させていたEU各国も、これなら文句のつけようがないだろう。
さすがは”誇り高き国”と言われるだけのことはある。
ガツン、ときた。


このニュースだけ聞けばEUは崩壊に向かって動いているのではないかと思ってしまうが、おそらくそんなに簡単な話ではないだろう。
オランダ、ドイツ、フランスでは今年、選挙が行われる。
これらEU先進国の正確な世論が知りたいところである。
つまり、これらの国の国民がEU残留を望んでいるのか、離脱を選ぶのか。


今から10年後、欧州はどんな姿になっているのだろうか。
EU マイナス英国だけで済まず、ギリシャやスペイン、イタリアあたりも離れている可能性はある。
ドイツはリーダーだから、よもや抜けることはないだろうが、メルケル氏が国民の信任を失うようなことがあればどうなるかわからない。


私は今より少ない数で結束する”リトルEU”と、そうではない独立独歩国に分かれるのではないか、と予測する。
つまり欧州の分断である。
皆で仲良くしたくともそうはできないのが、人間の常・世の現実であるからだ。