2017年1月29日日曜日

ラグビー伝統校も変わるべき時を迎えている  2017.1.29

中華風即席漬け





今日はサントリーとパナソニックによるラグビー日本選手権決勝が行われる。
国内最高峰のゲームを観ることができるものと思う。
このゲームをもって、昨年秋から行われてきたラグビーシーズンも終了する。


大学ラグビーは帝京が8連覇を記録した。
岩出監督と大学のサポートが功を奏して、気が付けば圧倒的に強いチームを作り上げた。
伝統校と呼ばれる早慶明も、今やまったく歯が立たなくなってしまった。
唯一、東海大だけが肉薄して帝京一強の牙城を崩そうと挑んでいる。


ここまで強くなった帝京は立派だ。
しかし、独走を許している他校も情けないことおびただしい。
帝京の8連覇は他校の無策が作り出したと思っている。
スポーツは競らないとつまらない。
帝京関係者のみ喜ぶ今の大学ラグビー界は健全な姿とはいえない。


帝京は他校を羨ましがらせる分厚いスタッフのサポートと、厳しい日々の鍛錬がベースとなっている。
そこに加えて、外国人留学生の起用が特長である。
ラグビー伝統校の早慶明は日本人選手にこだわっており、外国人留学生は一切入れていない。
それがポリシーなのだろうが、ここまで結果が出せていないのであればポリシーの変更も受け入れなければいけない時期であろう。
あらゆる手を使って、まずは帝京の連覇を阻止するべきである。


そもそも日本代表(ナショナルチーム)のメンバー構成をみると、外国出身者がたくさんいる。
格闘技である以上、体格と体力に優る外国人の起用なくして国際試合は戦えないことは明白だ。
ラグビーとはそういうスポーツである。


早慶明のどこが先に外人禁制をやめて次に踏み出すか。
来シーズンはそこに注目している。