2017年1月22日日曜日

稀勢の里の優勝に思う  2017.1.22

池上本門寺 五重塔




首都圏の冬は青空がきれいだ。
空を背景にした写真撮影にはもってこいである。
写真は先日、池上本門寺で撮影したもの。
遠くに小さな雲がある以外はすべて青空である。
五重塔が美しく映える。


さて、大相撲では稀勢の里が14日目にして初優勝を決めた。
今日、白鵬に勝てば文句なしで横綱昇進が決まるだろうし、負けたとしても審議会の議題にあがり待望の日本出身横綱が誕生するものと思う。
昨年、「稀勢の里は大関止まり」と決めつけた私は見通しを誤ったことを認めたい。


考えてみれば、優勝はないとはいえ年間最多勝なのだから、誰よりも安定して勝っている大関である。
そもそも「直近二場所での連続優勝またはそれに準ずる成績」という評価基準だけが強い横綱を保証するものではないように思える。
ここ一番の取り組みでの勝負強さに加えて、アベレージ勝率も考慮することは必要だ。


そう考えると稀勢の里は横綱にふさわしい。
今後もよく稽古をして、常に優勝戦線に加わる強い横綱になってほしいと思う。
彼なら”かち上げ”のような、プロレスまがいの技を繰り出すようなことはないだろう。
品のある土俵を務めてもらえると思う。